人間関係で悩んでいる人は表向きそう見えなくても実はほとんどの人が悩む問題なのです。
自分だけ一人孤立してしまっているんじゃないか?
関係をギクシャクさせているのは自分なんじゃないのか?
自分はダメなのかも・・・?
そんな風に感じている人は結構多いです。
育った環境や持っている価値観が違ったりすることで、人と合わないことが起きるのは、むしろ当たり前のことなのではないでしょうか?
人間関係がうまくいかないと思っていたら、まずは自分を責める前に自分を理解することが大切です。
深く自分を理解することは他人への理解にもつながっていきます。
この記事では自己理解を促すための考え方を順番に解説しています。
最後まで読んで問題解決のお役に立ててください。
自己理解と自己受容
記事の冒頭で、「人間関係がうまくいかないと思っていたら、まずは自分を責める前に自分を理解することが大切です。」とお伝えしましたが、自己理解というのは案外難しいものではないでしょうか?
ネット上には、性格診断が無料でできるサイトなどがいくつもあり、そうしたものを利用して自己理解を深めるのもいいかもしれません。
しかし、自分が持っている価値観や感情というものは幼少期から知らずに囚われとして持ち続けてきたものなのでそう簡単には理解が進まないかもしれません。
もし自己理解を深めたいのならこちらのページにある質問票を「これは自分のことだ」とあてはまるものをお問い合わせフォームから送信していただければエニアグラムという性格診断を無料でお送りします。(リンク先は今読んでいる私のサイトですのでご安心ください)
エニアグラムによる質問票一覧
コミュニケーションスキルの向上
自己理解と共に人間関係で欠くことができない人との会話。
これがうまくいかないために人と円滑な関係を作ることができないと悩む人も多いはずです。
そういう私も人との会話がうまくいかないことで長年悩んできました。
人と話すのが苦手、人間関係がうまくいかないという悩みを持ちながら就いた仕事は店頭に立ってファッションを販売することでした。
「何を話せばいい?」
「どう話せばいい?」
「しかも異性にって無理・・・涙」
という状況を与えられて数年がたってきたときにわかったことは「人は褒められることを渇望している」ということでした。
だれしも「認められたい」という承認欲求があるということではないでしょうか?
あなたにも当てはまらいでしょうか?
本を読んでの理解ではなくリアルの人間関係でそう感じたのです。
そして実践したのが
「なんか雰囲気いいですね」と話しかけることです。
すると相手は「そう?いつもと変わらないけど?」みたいな返答をすることが多かったです。
そこに「表情がいいと思ったから」「いい笑顔だったから」のようにサラッと返していくんです。
すると会話ができるようになっていくというか?相手の警戒が溶けるというか?自分に対する敷居が下がるというか?フラットな状態で相手が心を開いてくれるようになっていることに気が付いたのです。
体験談ですので当てはまるかは???ですが「人は褒められることを渇望している」という事実があること。
それをうまく使ってコミュニケーションすることを考えてみてはいかがでしょうか?
また、コミュニケーション能力についての問題もネット上で無料で診断できるサイトなどが存在していますので、そうしたのを利用するのもいいかもしれません。
人間関係に対するネガティブ思考をポジティブに変える
一般的にネガティブな考え方は消していこう。変えていこう。という情報が溢れているように感じるのですが、個人的にはそうではなく、ある対象についてネガティブに見ている、ポジティブに見ている、という考え方がある。という風に捉えています。
人との関係において「あの人のこういうところめっちゃ面白い」という口癖の人は面白いところを見るように脳がプログラムされている。そういう価値観を持っている。と思えるのです。
今度は「あの人のこういうところが気に入らない」という口癖の人は気に入らないところを見るように脳がプログラムされている。そういう価値観を持っている。と思えるのです。
同じ一人の人との関係でも見ているところが違えば違う答えが返ってくるというのが、育った環境による違いや価値観の違いとなって現れてくるのです。
価値観に関しては大人になってから自分で植え付けたものもありますがたいていは親から受け継いだものがほとんどと考えています。
ゴキ〇リを見るとキャーと叫ぶ。と言ったところから始まり味の好みやパートナーを選ぶ基準に至るまで親からの影響は消せません。
というより気が付きません。
親から受け継いだ価値観というのは、親もまた親から受け継いだものであり、途中に違う血が交じり合いつつも先祖代々受け継いできたものなのです。
そのことに今、気が付いて「今なんとかしよう!」と自分の価値観を適正化していこうと行動するということは、一家のヒーローをいう立場に置かれている。と言えるでしょう。
なにしろ、受け継いできた価値観を断ち切ってより良いものとしようと行動するわけですから。
親から受け継いだ価値観についてはこちらで解説しています。
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もし自分が、母親が思う父親像で生きている。という信念(呪縛?)を持っていたら何が起こると思いますか?
思考を整えるためにはマインドフルネスや瞑想を実践してみるのもいいでしょう。
アファーメーションも有効かもしれません。
しかし、この記事を読んでいるあなたは 一家のヒーローをいう立場に置かれている。 かもしれないと頭の隅に置いておいてほしいです。
心の柔軟性を育てる
もしあなたの職場に
「新しく配属されてくる上司って・・・」
と、以下のような噂がたっていたら
・自分の考えと違う意見であっても、オープンな気持ちで受け止めることができたり
・物事を一つの視点からではなく、多角的に捉えることができたり
・自分の非を認め、素直に謝罪することができたり
・固定観念にとらわれず、新しいことに挑戦する ことができたり するらしいよ。
とここで揚げたようなことがスムーズにできる人って、なんか素敵な人な気がしませんか?
柔軟な思考が人間関係の改善に役立つことは間違いありません。
ここであげた4つの視点はリフレーミングという手法で、意識してできることです。
思考のフレームを変えることは自分一人で簡単にできるものではないので、役に立ちそうなワークの提供者や専門家に相談してみるのもいいかもしれません。
さいごに・自分の存在価値を認めることが大切
と、ここまでいくつかの問題点と解決方法を紹介してきましたが、人間関係がうまくいかないという悩みの原因の一つとして
・わたしはわたしの味方です。
・わたしが生きていることは基本的に良いことです。
といった価値観に心の奥底でブレーキがかかっているからなのかもしれません。
・わたしはわたしの味方です。
という価値観にブレーキがかかっていれば「本心で生きる」というありのままの自分を引き出せない強いブロックになりかねず
・わたしが生きていることは基本的に良いことです。
という価値観にブレーキがかかっていれば「自分の存在価値はどんな状態であっても完ぺきでありません」というブロックになりかねないからです。
人の心の中というのは複雑に作られていて価値が簡単に覆ることがあれば・・・
「そんなに頑固にならなくてもいいのに」と思えるほどに両手で硬くギューと握りしめて離さない価値観も存在します。
人間関係に対する価値基準も人それぞれで、人から見ればそんな風に感じていないことも自分ではそう感じてしまったりと、なかなか一筋縄ではいかないのも経験から物凄くよくわかります。
どこに行っても人間関係がうまくいかないという悩みの解決策は、自己理解を深めることが最初の一夫ではないでしょうか?
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