「感情を手放せない」のではなく「感情を感じていない」
人生を変える一番シンプルな方法、セドナメソッドは、感情をキャッチできるから、手放せるという前提で成り立っています。
ところが、日本人がセドナを実践すると、最初の段階でつまずきやすいポイントがあります。
それは、
感情を手放せないのではなく、感情を「感じる前に抑えてしまっている」という点です。
日本文化に深く根づく「感情を出さない」前提

日本では幼いころから、次のような価値観を自然に刷り込まれてきました。
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空気を読む
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感情を表に出さない
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波風を立てない
-
我慢は美徳
その結果、多くの人は無意識のうちに、
感情が立ち上がった瞬間に、抑制する
というクセを身につけています。
怒りや悲しみだけではありません。
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喜び
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嬉しさ
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安心
といった感情でさえ、「出しすぎないように」自然とブレーキをかけている。
セドナが前提としている「感情」とのズレ
セドナメソッドが扱う感情とは、
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外に表現する感情
ではなく -
内側で起きている生の反応
です。
しかし日本人の場合、
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感情が起きる
-
すぐに評価・判断が入る
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抑える/飲み込む
-
「何も感じていない」状態になる
このプロセスが、ほぼ無意識で起きています。
そのため、
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「今、何を感じていますか?」
と聞かれても、 -
「特に何も…」
となりやすい。
これはセドナの失敗ではなく、文化的な条件の違いです。
日本人にとっての最初の壁は「手放す」ではない
日本人が最初に乗り越えるべき壁は、
感情を手放すこと
ではありません。
感情があったことを、許すこと
です。
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怒りがあった
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嫉妬があった
-
不安があった
それを「感じてしまった自分」を、責めずに認める。
この段階を飛ばすと、
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手放しているつもり
-
でも何も起きない
という状態になります。
「抑制された感情」は、セドナでは扱えない

重要なポイントがあります。
セドナは、
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抑え込まれた感情
-
麻痺した感情
を、直接手放すことはできません。
なぜなら、存在を認められていないものは、手放せないからです。
そのため日本人には、
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まず「感じていい」
-
次に「手放していい」
という二段階が必要になります。
日本人向けセドナ実践のコツ
① 感情を「強く」感じようとしない
強い感情を探す必要はありません。
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違和感
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ざわつき
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ほんの小さな緊張
これで十分です。
② 頭で探さない
「何を感じているか分からない」ときは、
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胸
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みぞおち
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喉
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肩
身体の感覚に意識を向ける。
日本人は身体感覚経由のほうが入りやすい。
③ 手放そうとしない
最初は、
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「あ、今ちょっと何かあるな」
と気づくだけでいい。
その時点で、
すでにセドナは始まっています。
実は、日本人はセドナに向いている
逆説的ですが、日本人は最初の壁を越えると非常に深く入れます。
理由は、
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内省が得意
-
微細な変化に気づける
-
静けさに耐性がある
つまり、
感情を爆発させる文化ではないからこそ、
セドナの「反応以前の地点」に立ちやすい。
これは大きな強みです。
さいごに
セドナメソッドにおいて、日本人が乗り越えるべき壁は、
感情を手放すこと
ではなく
感情を感じることを、自分に許すこと。
そして一度そこを通過すると、
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手放しは自然に起き
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無理は消え
-
静かな変化が始まる
もし、
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セドナが効かない
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感情が分からない
-
何も起きていない気がする
そう感じているなら、
それは失敗ではありません。
文化的に、とても正しい反応です。
あとは、「感じても大丈夫な身体」を思い出すだけ。
そこから、セドナは本当に動き始めます。
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