日本人がセドナメソッドでつまずきやすい理由

セドナメソッド

「感情を手放せない」のではなく「感情を感じていない」

人生を変える一番シンプルな方法、セドナメソッドは、感情をキャッチできるから、手放せるという前提で成り立っています。

ところが、日本人がセドナを実践すると、最初の段階でつまずきやすいポイントがあります。

それは、

感情を手放せないのではなく、感情を「感じる前に抑えてしまっている」という点です。

日本文化に深く根づく「感情を出さない」前提

日本では幼いころから、次のような価値観を自然に刷り込まれてきました。

  • 空気を読む

  • 感情を表に出さない

  • 波風を立てない

  • 我慢は美徳

その結果、多くの人は無意識のうちに、

感情が立ち上がった瞬間に、抑制する

というクセを身につけています。

怒りや悲しみだけではありません。

  • 喜び

  • 嬉しさ

  • 安心

といった感情でさえ、「出しすぎないように」自然とブレーキをかけている。

セドナが前提としている「感情」とのズレ

セドナメソッドが扱う感情とは、

  • 外に表現する感情
    ではなく

  • 内側で起きている生の反応

です。

しかし日本人の場合、

  1. 感情が起きる

  2. すぐに評価・判断が入る

  3. 抑える/飲み込む

  4. 「何も感じていない」状態になる

このプロセスが、ほぼ無意識で起きています

そのため、

  • 「今、何を感じていますか?」
    と聞かれても、

  • 「特に何も…」
    となりやすい。

これはセドナの失敗ではなく、文化的な条件の違いです。

日本人にとっての最初の壁は「手放す」ではない

日本人が最初に乗り越えるべき壁は、

感情を手放すこと
ではありません。

感情があったことを、許すこと

です。

  • 怒りがあった

  • 嫉妬があった

  • 不安があった

それを「感じてしまった自分」を、責めずに認める。

この段階を飛ばすと、

  • 手放しているつもり

  • でも何も起きない

という状態になります。

「抑制された感情」は、セドナでは扱えない

重要なポイントがあります。

セドナは、

  • 抑え込まれた感情

  • 麻痺した感情

を、直接手放すことはできません

なぜなら、存在を認められていないものは、手放せないからです。

そのため日本人には、

  • まず「感じていい」

  • 次に「手放していい」

という二段階が必要になります。

日本人向けセドナ実践のコツ

① 感情を「強く」感じようとしない

強い感情を探す必要はありません。

  • 違和感

  • ざわつき

  • ほんの小さな緊張

これで十分です。

② 頭で探さない

「何を感じているか分からない」ときは、

  • みぞおち

身体の感覚に意識を向ける。

日本人は身体感覚経由のほうが入りやすい。

③ 手放そうとしない

最初は、

  • 「あ、今ちょっと何かあるな」
    と気づくだけでいい。

その時点で、
すでにセドナは始まっています。

実は、日本人はセドナに向いている

逆説的ですが、日本人は最初の壁を越えると非常に深く入れます

理由は、

  • 内省が得意

  • 微細な変化に気づける

  • 静けさに耐性がある

つまり、

感情を爆発させる文化ではないからこそ、
セドナの「反応以前の地点」に立ちやすい

これは大きな強みです。

さいごに

セドナメソッドにおいて、日本人が乗り越えるべき壁は、

感情を手放すこと
ではなく
感情を感じることを、自分に許すこと。

そして一度そこを通過すると、

  • 手放しは自然に起き

  • 無理は消え

  • 静かな変化が始まる

もし、

  • セドナが効かない

  • 感情が分からない

  • 何も起きていない気がする

そう感じているなら、
それは失敗ではありません。

文化的に、とても正しい反応です。

あとは、「感じても大丈夫な身体」を思い出すだけ。

そこから、セドナは本当に動き始めます。

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