スピリチュアルでよく耳にする手放すと入ってくるってどういうこと?でもどうやって?何が起きるの?

気づき

精神世界やスピリチュアル本を読んでいると 手放す という言葉を目にすることがあると思います。

しかし

{手放すって何を?」

「願いや願望も手放すの?」

「どうやって?」

「わたしにもできるの?」

と思考が止まってしまい、その先に行くことができない・・・

という人も多いのではないでしょうか?

この記事では 手放す ことについて理解していただけるようにシンプルにお伝えしていこうと思います。

スピリチュアルでよく聞く手放すとは?

手放す という言葉に何か引っかかるというあなたは、自己成長や自己実現に興味があるという人。

という前提でこの文章を書いています。

それでいいでしょうか?

まずは 手放す という答えから。

手放す というのは「今、経験している現実で、願いや願望を達成することはできる」という幻想を手放すことです。

もう少し違う言い方をするとしたら「今の延長上では願いはかなわない」ということを意味しています。

「ちょっと待てよ!引き寄せの法則とかやってるよ!」

「アファーメーションだって粘り強く続けてるし!怒」

「理想をイメージしてもいるよ!何がいけない?」

と思うかもしれませんが、「今の延長上では願いはかなわない」ということについて説明しておきましょう。

 

今の延長上では願いや願望はかなわない?

その理由は何でしょうか?

少し例えてみましょう。

テーブルの上にリンゴが一つ置いてあります。

そのリンゴに光を当てると、反対側に影ができますよね?

今経験している現実は、リンゴにあたった陰である。

今の延長上で願いや願望がかなはないのは、その影が影に影響を与えようとしているから。と考えてみると

「こんなに頑張っているのになぜ?」

「どうして願いが叶わないの?」

「どうすれば願望達成できるの?」

というのは影には現実を変えるほどの強い力が無いから。

ということが見えてくるはずです。

 

世の中はロールプレイングゲーム?私はキャラで操られているだけなの?

「世の中はロールプレイングゲームのような構造になっている」というのも聞いたことがあると思います。

これは自分とは別の本体がいて、本体が人生を作っていて、作られた人生を我々肉体を持った人間が現実で今を経験している。というモデルのことを指しています。

ここまでの前提は理解してもらえているでしょうか?

理解してもらえているとすると

・影は影に影響を与えることはできない。

・キャラはあくまでもキャラ、ゲーム内を自由に動き回ることはできない。

という願望達成を拒む2つの問題が浮かび上がってきます。

手放す から話がそれているように思いますが、ここからが核心部分に入っていきます。

 

結局何を手放せばいいの?

先にあげた

・影は影に影響を与えることはできない。

・キャラはあくまでもキャラ、ゲーム内を自由に動き回ることはできない。

という前提を受け入れたとして 手放す とは「今経験している現実では何も変えることはできないから、なにかを変えようとすることをやめる」ということです。

今見ているテレビを見るのをやめる

読んでいる本を読むのをやめる

見ている映画を見るのをやめる

ということです。(テレビ・本・映画は願望達成に対する想いの比喩です)

今見ているテレビや本や映画を見るのをやめる。ということは何をしているのか?といいますと、

願う対象に対する重要度が低くなって、「そうなってほしい」という強い執着やこだわりも低くなっていくということです。

今現状で「こうしたい!!!」ということはできないのでその想いをいったん手放してみる。

「今のままでは願いをかなえることはできないのだから現状で願うことを手放します」という心の状態を作ることです。

 

手放して得るものは何?

手放して得るものは「どうして思い通りにならないんだよ!」という状態からの脱出です。

「どうして思い通りにならないんだよ!」というのは「どうして思い通りにならないんだよ!」という現実を強化している心理状態です。

「どうして思い通りにならないんだよ!」からの脱出は自己成長や自己実現への大きな一歩ではないかと思えるのです。

「どうしても現状をどうにかして変えたい」と強く願ってしまうのが人として正常な思考だと思うんです。

でも「どうしても現状をどうにかして変えたい」って考えるのは誰から教えてもらったのでしょうか?

と思考を一歩進めてみるとします。

誰から教えられたのでしょうか?

おそらくですが親や育った環境から受け継いだ価値観なのではないでしょうか?

もう少し考えてみると、我々は親から子へと受け継がれた価値観を数百年、もしかしたら数千年の長きにわたって何代も引き継いできたのではないでしょうか?

「今経験している現実では何も変えることはできないから、なにかを変えようとすることをやめる」と手放すことは数百年もの長い眠りから(受けた価値観)目覚める大きな飛躍なのではないかとも思えてきます。

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苦しみを手放すことの難しさについて

では

「今経験している現実では何も変えることはできないから、なにかを変えようとすることをやめる」

次には何をすればいいのでしょうか?

それは心を  や 感謝 豊かさ に常にピン止めすること。

自己成長に力を注ぐこと。

ではないかと感じるのです。

そうして眠りから覚めて、望む未来を構築する。ことこそができる体質。へと変わっていくのではないでしょうか。

「今経験している現実では何も変えることはできないから、なにかを変えようとすることをやめる」と手放してみてください。

得られるものは大きいはずです。

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